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モノづくり×自由研究

自由研究のものさし
  • 難しさ

  • 時間

    30

  • 費用

    500 円程度

  • 場所

    室内

  • 学び

    材料科学

  • 監修:川村康文(東京理科大学 教授)
  • 協力:中川 玄,杉森 遥介(東京理科大学 川村研究室)
  • [2015年7月 掲載]
水上歩行ができるかな? 片栗粉の不思議な性質

凍らせなくても固くなる,ウソのようなホントの世界!

  • 環境
  • 小学校 低学年
  • 小学校 中学年
  • 小学校 高学年
  • 中学生

    • 片栗粉 1kg

      • 500gくらいでも実験はできます
    • 水 600~800cc

      • 片栗粉500gの場合は300~400cc
    • 容器

      • ボウルなど
    • 軽量カップ

保護者の方へ

※ここに示した準備物やその大きさ等は,今回の実験を撮影するときに実際に使用したものです。子どもたちが工作や実験をしやすいようにそのまま示しましたが,あくまでも目安としてお考えください。

  • ふしぎな液体を作る

    容器に片栗粉を入れます。

    片栗粉の入った容器に水を入れて,よくかき混ぜます。

    かき混ぜてしばらくすると,片栗粉が下のほうに固まります。これをすくうようにかき混ぜてあげると,どろどろの液状に戻ります。この状態になったら準備は完了です。

  • 液体が固まるのか実験する

    手のひらをゆっくりと容器の底に落とします。すると,手はゆっくりとしずんでいきます。

    次は,手のひらで液体の表面をパンとたたいてみます。すると,ふしぎなことに液体の中に手が入りません。

    次は,手のひらで液体をすくって力強くギュウとにぎり,しばらくしてからパッと手を開きます。すると,液体が固まっているのがわかります。この固まりは,すぐに液体にもどってしまいます。ふしぎですね!

  • 実験後の注意

    • ふしぎな液体を水道に流すと配水管がつまってしまうことがあるので,かわかして生ごみとしてすてるか,土にうめてもよい場所があれば土にうめてくださいね。

    • 片栗粉で作ったふしぎな液体は,どんな反応を示したかまとめよう。

    • ふしぎな液体の上を歩くことは本当にできるのか?

    • 片栗粉以外の粉(小麦粉など)で同じように実験をしたら,どうなるかな?

  • ダイラタンシー
  • 水上歩行
  • 粒子
  • 液体
  • 固体
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