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モノづくり×自由研究

自由研究のものさし
  • 難しさ

  • 時間

    1~2 時間

  • 費用

    500 円程度

  • 場所

    室内

  • 学び

    三態(固体・液体・気体)の変化

  • 監修:川村康文(東京理科大学 教授)
  • 協力:油井 夏城,水谷 紫苑(東京理科大学 川村研究室)
  • [2015年7月 掲載]
おいしくできるかな?	アイスクリームを作ろう

簡単レシピでクリーミーなアイスクリームを。暑い夏をおいしく乗り切ろう!

  • 衣食住
  • 小学校 低学年
  • 小学校 中学年
  • 小学校 高学年
  • 中学生

    • 牛乳 200ml

    • 生クリーム 150ml

    • 卵 3個

    • バニラエッセンス 2,3滴

    • グラニュー糖 60g

    • タッパー 1つ

      • アルミ缶と氷を入れても余裕があるくらいの大きさ
    • 氷(タッパーがいっぱいになるくらい)

    • アルミ缶

      • アイスクリームを取り出しやすい,口の大きなものがおすすめ
    • ここでは,中身が見えるようにビンを使って 撮影 さつえいしていますが,みなさんはアルミ缶を使ってください。

      ※ビンの場合は,割れることがあります。

    • 軽量カップ

    • ボウル

    • 泡だて器

    • こし器

    • ヘラ

    • ビニール袋

実は,牛乳と砂糖だけでも,おいしいアイスクリームを作ることができるんだ。牛乳と砂糖だけの「簡単レシピ」でも作ってみよう。

保護者の方へ

※ここに示した準備物やその大きさ等は,今回の実験を撮影するときに実際に使用したものです。子どもたちが工作や実験をしやすいようにそのまま示しましたが,あくまでも目安としてお考えください。

  • はじめに,アイスクリームの「もと」を作ります。今回の実験で作ったアイスクリームのレシピは,次のとおりです。
    • 卵黄3個とグラニュー糖60gをボウルに入れ,クリーム状になるまでよく泡立てます。

      牛乳200mlを鍋に入れ, 沸騰 ふっとうしないように温めます。温まったらのボウルに少しずつ混ぜながら入れます。

      こし器でこし,湯せんしながらとろっとするまでヘラで混ぜます。そして,手でさわれるくらいの熱さまで冷ましてから,バニラエッセンスを加えます。

      生クリームを八分立てにします。

      八分立てとは,生クリームをすくったときに 先端 せんたんがくるっと曲がる状態のことです。

      3回に分けてに泡立てた生クリームを加え,よく混ぜます。

    アイスクリームの「もと」をアルミ缶に入れ,しっかりとふたをします。

    撮影 さつえいのためビンを使っていますが,みなさんはアルミ缶を使ってください。

    アイスクリームの「もと」は,多くてもアルミ缶の6割くらいまでにしよう。なぜかわかるかな?

    タッパーに半分くらい氷を入れ,その上にアルミ缶を置きます。その上からタッパーいっぱいに氷を入れ,塩をまんべんなくふりかけてから,しっかりとふたをします。

    タッパーをビニール袋に入れ,20~30分ほど振り続けます。

    タッパーをタオルなどでくるんでゴムバンドなどでしっかり固定すると手が冷たくなりにくくなるよ。

    アルミ缶の中身が固まれば,おいしいアイスクリームのできあがり!

    一生懸命振り続けてもしっかりと固まらない場合があるよ。そんなときは,一度に作る量を減らしてみよう。

    • アイスクリームの「もと」は,どのようにして凍ったのか,まとめよう。

    • 氷に塩をふりかける前と後では,温度はどのように変わるかな。手で混ぜて比べてみよう。

  • 凝固点
  • 凝固点降下
  • 寒剤