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- モノづくりの発達
モノづくりの歴史は,人類の歴史でもあります。古くは国内では
モノづくりの技術は時代とともに変化し,発達してきました。この大きな歩みを交通で振り返ってみましょう。
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それぞれの時代で,どんな交通が発達していて,移動にどれくらいの時間がかかっていたのかな。
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それぞれの交通には,どんな技術が使われていたのか調べてみよう。
奈良時代
- 西暦 710~794年
- 都 平城京(奈良県)
江戸時代
- 西暦 1603~1868年
- 幕府 江戸(東京都)
奈良時代には,都が置かれた中央とそのほかの地方を結ぶ道路が,
それが大幅に短くなったのは,鉄道という近代技術を使った輸送機械と施設の導入のためでした。明治初期の鉄道技術は,ほぼ外国から移入されていました。車両づくりはもとより,トンネルを掘るのも同様でした。そうした事情がありましたが、明治22(1889)年に東海道本線が全通すると,東京・大阪間は約19時間で結ばれました。その後の歩みは下の表のとおりです。
鉄道の動力は,蒸気機関から電気機関に変わりました。さらに,電気機関であるモーターの改良とブレーキやパンタグラフ,レール,信号など,さまざまな技術の発達により,時間が短縮されてきました。
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100年ちょっとの間で,東京・大阪間の所要時間が約17時間も短くなったんだね。
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17時間も短くなるには,いろいろな技術の発達が関係していることがよくわかったよ。